【キューピー3分クッキング】ちりめん山椒
料理名 | ちりめん山椒 |
番組名 | キューピー3分クッキング |
料理家 | 柳瀬久美子 |
放送局 | 日本テレビ |
放送日 | 2014年6月14日(土) |
実山椒の旬は短い。出盛りどきの今がチャンス!
山椒は、ミカン科の落葉低木で山地に自生する植物。葉の付け根に一対ずつとげがあるのが特徴です。実山椒は、今が旬の季節の味覚です。山椒は、秋に熟して赤くなりますが、この山椒の「熟す前の未熟な青い実を食べる」のを実山椒としています。
材料
ちりめんじゃこ | 200g |
酒 | 大さじ2 |
実山椒(下ごしらえしたもの) | 大さじ3~4 |
淡口しょうゆ | 大さじ5 |
みりん | 大さじ4 |
酒 | 大さじ2 |
作り方
【実山椒の下ごしらえ】
1、実山椒を、ハサミで枝からはずします
実山椒(大3~4)を使います。下ごしらえした実山椒は冷凍保存で1年くらいもちますので、番組では扱いやすい量として2パック(100g)を目安にしています。
はさみで枝から実山椒をはずしていきましょう。
2、アクを抜く
鍋にたっぷりの湯を沸かします。強めに塩を加え(水1リットルに塩大さじ1の割合)、山椒の実を入れます。
湯をグラグラ煮立たせながら2~3分ゆでます。指でつぶしてみて弾力が出てきたら、すぐに冷水にとります。
3、辛味、苦みの調整
冷水にさらし、辛味、苦みの調整をします。ときどき水を替えながら、たっぷりの水に2時間ほどさらします。
食べてみて、好みの苦み、渋みになればよいです。アクが気になるときは、さらに時間をかけましょう。
4、仕上げ
ザルに上げて水気をきり、さらにペーパータオルでふきとります。
今回使わないものは、小分けにしてペーパータオルとラップで包み、冷凍保存します。約1年は保存が可能です。
【ちりめん山椒を作る】
1、ちりめんじゃこの乾煎り
鍋、またはフライパンにちりめんじゃこ(200g)を入れて弱火にかけ、空炒りします。臭みを抜くために、サラサラとしてきたら酒(大2)をふり入れて軽く炒ります。
2、雑味を消す
1で乾煎りしたものを目の粗いザルでふるい、細かい粉を落とします。雑味の部分を取り除きます。
3、素材を炊き上げる
別の鍋を用意します。淡口しょうゆ(大5)、みりん(大4)、酒(大2)を入れ、鍋肌のほうが煮立つのを待ちます。煮立ってきたら、実山椒(大3~4)を加えます。冷凍状態のものは、さっと湯通ししてから加えましょう。
鍋をゆすりながら2~3分煮ます。ちりめんじゃこを加えて、汁気がほとんどなくなるまで炒りつけます。
4、仕上げ
バットなどにペーパータオルを敷き、ちりめんじゃこを平らに広げ、粗熱をとります。余分な水分も、すべて飛ばして完成です。
保存容器に入れて冷蔵庫で保存すれば、2週間位は日持ちします。
まとめ
ちりめん山椒は、お酒のおつまみに最適です。そのほかにも、冷奴にのせて食べたり、温泉卵にのせたりと、楽しみ方がいろいろあります。お弁当のおむすびにも合いますので、ぜひチャレンジしてみてください。