【きょうの料理】ミルフィーユ東坡肉(トンポーロー)
料理名 | ミルフィーユ東坡肉(トンポーロー) |
番組名 | きょうの料理 |
料理人 | 吉田 勝彦 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2014年10月27日(月) |
薄切り肉のミルフィーユでトンポーロー
【時短の技あり!熱々 肉の煮込み】豚肉で競演!和洋中シリーズから、 中華の「ミルフィーユ東坡肉(トンポーロー)」の作り方のご紹介です。本来は八角を入れて長く煮込みますが、今回は五香粉を使って香りづけし、薄切り肉を使って短時間の煮込みで仕上げます。
ミルフィーユ東坡肉(トンポーロー)の材料(2人分)
豚バラ肉 | (薄切り)12枚(250g) |
にら | 6本 |
小松菜 | 1/3ワ(100g) |
サラダ油 | 大さじ1 |
五香粉(ウーシャンフェン) | 小さじ1 |
カラメル
砂糖 | 大さじ2 |
水 | カップ1/2 |
A
酒 | 大さじ2 |
しょうゆ | 大さじ2 |
水溶きかたくり粉
かたくり粉 | 小さじ1 |
水 | 小さじ1 |
ミルフィーユ東坡肉(トンポーロー)の作り方
1、にら(6本)は根元を切って熱湯でサッとゆで、手早く水にさらして水けをきる。豚バラ肉((薄切り)12枚(250g))は広げて6枚を重ね、3等分(約8cm長さ)に切る。残りの肉も同様にし、合計6組つくる。
※豚肉は薄切りを重ねることで、短時間の煮込みでも塊肉のような食感に。
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1組の中央に、にら1本を二重に巻いて、ほどけないようにしっかり結ぶ。残りも同様にする。
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2、フライパンにサラダ油(大1)を中火で熱し、1の結び目のある側を上にして並べ、焼く。
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焼き色がついたら裏返して同様に焼き、焼き色がついたら取り出す。
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3、フライパンをきれいにして、カラメルの砂糖(大2)、水(カップ1/2)を入れ、中火にかける。混ぜながらフツフツと煮立たせ、砂糖を溶かす。水分が少なくなり、白い泡が大きくなってきたら弱火にし、絶えず混ぜる。
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茶色くなったらすぐに火を止め、水(カップ1+1/2)を加える。
※カラメルで長く煮込んだような色、香り、コクがでる
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4、強火にかけ、煮立ったら中火にし、Aの酒(大2)、しょうゆ(大2)を順に加える。
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再び煮立ったら五香粉(ウーシャンフェン 小1)をふり少し弱火にして、2の豚肉を戻し入れて、ふたをして10分間蒸し煮にする。
※本来の東坡肉は、八角を入れて長く煮込むが、八角の代わりに五香粉をふり、香りをつける。
※五香粉(ウーシャンフェン)は八角、シナモン、クローブなど約5種類のスパイスを混ぜた中国のミックススパイス。
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5、小松菜(1/3ワ(100g))は根元を除いて5cm長さに切り、4に加えてふたをし、5分間蒸し煮にする。
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火を止め、かたくり粉(小1)と水(小1)を混ぜ合わせた水溶きかたくり粉を回し入れ、再び中火にかけ、とろみをつける。
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煮汁ごと器に盛り、ミルフィーユ東坡肉(トンポーロー)の完成。
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