【きょうの料理】おはぎ
料理名 | おはぎ |
番組名 | NHKきょうの料理 |
料理人 | 土井善晴 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2015年8月31日(月) |
粒あんを巻いて手作りのおはぎ
【土井善晴 食卓二十四節気】シリーズから、「おはぎ」の作り方の紹介です。難しそうに思われるおはぎですが、じつは簡単!ぜひ、手作りのおはぎで秋を感じましょう。
おはぎの材料(作りやすい量)
(粒あん)
小豆(乾) | 300g |
砂糖 | 300g |
もち米 | カップ1 |
米 | カップ2 |
きなこ | 適量 |
青のり粉 | 適量 |
黒ごま | 適量 |
おはぎの作り方
粒あんをつくる
1.小豆(乾 300g)は洗って鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて中火にかける。
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2.煮立ってきて、湯が小豆の色で染まったら火から下ろし、鍋ごと流水をかけながら冷ます。
※急激に冷やすと豆が堅くなります。巻きすを通し、流水を穏やかに注いでゆでこぼしましょう。
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3.2の水けをきって再び鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかける。静かに煮立つほどの火加減に調節し、約50分間ゆでる。
※常にゆで汁がかぶるように、適宜熱湯を加えます。
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4.湯がヒタヒタになり、指で豆がつぶれるくらいに柔らかくなったら、分量の砂糖(300g)を2回に分けて加え、よくなじませる。
※砂糖を加えたあとは豆が柔らかくなりません。加える前に、食べてみて確かめましょう。
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5.そのまま弱火で煮詰め、木じゃくしで混ぜた跡が寝べ底に残るくらいになったら、火を止める。木じゃくしですくって清潔な杉板などにとり、固く絞った布巾をかけて冷ます。
※あんこは冷める間にも堅くなるので、柔らかめで火をとめます。
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おはぎに仕立てる
6.小豆を煮る間に、もち米(カップ1)と米(カップ2)を合わせて洗い、ざるに上げて40~50分間おく。カップで体積を量り、同量の水を加えて炊く。
●1コ分のご飯30~35gとして、合計25~30コできる。
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7.すり鉢に移し、すりこ木で半づき(米粒が半分つぶれる程度)にする。
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8.25~30等分にして丸め、固く絞った布巾をかぶせておく。
ご飯の大きさはお好みで。固く絞ったさらしの布巾にとって丸めるか、アイスクリーム用のディッシャーを水でぬらしながら使うとスムーズです。
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9.5の粒あんも8と同じ数に分けて丸める。
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10.固く絞ったさらしの布巾を手に広げ、9をひとつとって平らにつぶす。8をのせ、上下を返してあんをかぶせるようにして包み込む。
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器に盛り、おはぎの完成。
アレンジレシピ
粒あんを芯にし周りからくるむようにして包み、きな粉や青のり粉(適量)、黒ごま(適量)をまぶす(出来あがり写真:右側)。
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