【きょうの料理】たけのこご飯
料理名 | たけのこご飯 |
番組名 | NHKきょうの料理 |
料理人 | 鈴木登紀子 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2019年4月22日(月) |
コメント
ばぁばこと鈴木登紀子さんに「たけのこ」の扱いを教わります。ここでは、「たけのこご飯」の作り方になります。生のたけのこをゆでてつくるご飯は、市販の水煮のそれとは似て非なる味わい。鍋での炊き方もマスターしましょう。
たけのこご飯の材料(4~5人分)
ゆでたけのこ | 300g |
米 | 600ml(カップ3) |
だし | カップ3弱 |
A
酒・うす口しょうゆ | 各大さじ3 |
塩・砂糖 | 各小さじ1 |
木の芽 | 適量 |
たけのこご飯の作り方
下ごしらえ・準備
1. 《1日目》外側の皮だけ2~3枚はがし、皮付きのまま穂先を斜めに切り落とします。縦に包丁目を1本、穂先のほうを深く、根元のほうを浅く入れます。
※こうすると皮がむきやすくなる。
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2. 堅い根元を切り落とし、株元を薄くそぎます。
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3. 大きめの鍋にたけのこと米ぬかを入れて水をたっぷりと注ぎます。赤とうがらし1~2本も加えて強火にかけます。米ぬかはたけのこ500gにカップ1~1+1/2が目安。
米ぬかを加えて皮付きのままゆでます。
※米ぬかの甘みはたけのこと相性がよく、たけのこの風味を残しつつえぐみを取ってくれる。また皮付きだと時間をかけてゆでられアクがよく抜ける。
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4. 沸騰したら落としぶたをし、吹きこぼれないように注意して弱火でゆでます。
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5. 40分間ほどたち、太い部分に竹串を刺してスーッと通るようになったら火を止め、湯につけたまま一晩おきます(湯止め)。
※必ず一晩湯止めを。湯止めの目的はたけのこからアクを出しきること。急に冷やすとアクが抜けないので、流水で洗ったりせずにゆっくりそのまま冷ます。
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6. 《2日目》ボウルに水をはり、きれいに水で洗ってぬかを落とします。
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7. 包丁目から皮をむきます。
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8. 穂先の皮(姫皮)は柔らかく美味なので残しておきます。
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9. 胴の凹凸のある部分(棚という)のぬかも、割り箸できれいにかき落とします。
※水につけて冷蔵保存を。ゆでたあとすぐに使わないときは、水をはった保存容器に入れて冷蔵庫に。なるべく空気にさらさないように、時々水をかえて4日間ほどで食べきる。
たけのこご飯
1.米(600ml(カップ3))は洗って厚手の鍋に入れ、水カップ3を加えて1時間おきます。
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2.ゆでたけのこ(300g)は長さを2つから3つに切ります。
穂先は縦半分に切って薄切りに、根元に近い部分は薄いいちょう形に切ります。
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3.1の鍋を傾けて水を玉じゃくしでできるだけすくい出し、同量のだし(カップ3弱)を玉じゃくしで注ぎ入れます。
Aの酒・うす口しょうゆ(各大さじ3)・塩・砂糖(各小さじ1)を加えて全体を混ぜます。
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4.2のたけのこをのせてふたをし、強火にかけます。
沸騰したらごく弱火で13~14分間炊き、火を止めて10分間蒸らします。
全体をほぐして器に盛り、木の芽(適量)を散らします。
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