【きょうの料理】南禅寺蒸し

南禅寺蒸し
料理名 | 南禅寺蒸し |
番組名 | きょうの料理 |
料理人 | 藤田 貴子 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2014年11月18日(火) |
かつおと昆布のだしで作る茶碗蒸し
豆腐や豆乳を使う蒸し物「南禅寺蒸し」の作り方です。だしの上品な風味を生かしましょう。具は豆腐にのせるので沈みません。だしのきいたあんをかければ、少しくらいすが立っても気にならず、きれいな仕上がりになります。
南禅寺蒸しの材料(4人分)
えび | (殻付き/無頭)4匹 |
鶏むね肉 | 1/3枚 |
絹ごし豆腐 | 1丁(300g) |
みつば | 4本 |
卵 | 2コ |
A
かつお+昆布だし | カップ1 |
みりん | 小さじ2 |
うす口しょうゆ | 小さじ1 |
B
かつお+昆布だし | カップ1+1/2 |
みりん | 小さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
うす口しょうゆ | 2滴 |
柚子(ゆず)の皮 | 少々 |
酒 | 適量 |
塩 | 少々 |
かたくり粉 | 大さじ2~3 |
かつお+昆布だし*約カップ5杯分
昆布 | 1枚(10×5cm) |
削り節 | 20~25g |
南禅寺蒸しの作り方
かつおと昆布のだしをとる
1、鍋に水(カップ6)、昆布(1枚(10×5cm))をいれ、30分間以上おく。弱火にかけてゆっくりと温度を上げる。
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鍋肌に泡がついてきたら(約50度)、昆布を取り出す。
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2、強火にし、沸騰間際(約95度)に削り節(20~25g)を入れてよわびにし、ごく弱火で約5分間煮る。
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削り節が沈んだら、さらしや紙タオルなどを敷いたざるでこす。
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冷蔵庫で約3日間保存可能。
※だしは合わせるとうまみが増す
南禅寺蒸しを作る
1、えび((殻付き/無頭)4匹)は背ワタと殻を除き、酒(適量)少々をふる。鶏むね肉(1/3枚)はそぎ切りにし、塩(少々)をふって5分間おき、酒(大1)をふる。
絹ごし豆腐(1丁は4等分に切る。みつば(4本)は1cm長さに切る。
※豆腐で、なめらかな食感、ボリュームアップ、具が沈まない
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2、卵(2コ)は溶きほぐし、【A】のかつお+昆布だし(カップ1)、みりん(小2)、うす口しょうゆ(小1)を加えて混ぜ、ざるでこす。
●かつお+昆布だしは、熱い場合は冷まし、冷蔵庫に入れておいたものは常温に戻して、 人肌程度にしたもの。
※時間があれば、冷蔵庫で3時間ほどねかせると、だしと卵がなじんで口当たりよく仕上がる。
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3、器に豆腐を一切れずつ入れ、2の卵液を注ぎ、えび、鶏肉をのせる。
※器は茶碗蒸し専用のものか、薄手の磁器がおすすめ。
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4、蒸気の上がった蒸し器に入れ、布巾をかけたふたをして、強火で1分間、弱火で12分間蒸す。
※ふたを布巾で包むことで、ふたの内側についた水滴が落ちるのを防ぐ。
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5、鍋に【B】のかつお+昆布だし(カップ1+1/2)、みりん(小2)、塩(小1/2)、うす口しょうゆ(2滴)を温め、同量の水で溶いたかたくり粉(大2~3)を加えてとろみをつけ、4にかける。
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みつば、柚子の皮(少々)をのせて、南禅寺蒸しの完成。
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