【きょうの料理】栗の渋皮煮
料理名 | 栗の渋皮煮 |
番組名 | きょうの料理 |
料理人 | 野口 日出子 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2015年9月14日(月) |
栗のおいしさ1番
「栗の渋皮煮」の作り方になります。出回る時季が短いからこそ、年に1度は手作りしたい秋の味覚。何度もアク抜きをして、ゆっくりと煮含めます。渋皮の風味も加わって、格別の一品に仕上がります。冷蔵庫で3~4か月間保存可能です。
栗の渋皮煮の材料(つくりやすい分量)
くり | 1kg |
重曹 | 小さじ2 |
A
砂糖 | 450g |
しょうゆ | 大さじ1+1/2 |
みりん | 大さじ1 |
栗の渋皮煮の作り方
1、くり(1kg )はたっぷりの水に3時間ほど浸し(急ぐときは熱湯に1時間ほど浸す)、底の部分の鬼皮を少し削り取る。
※水に浸すことで、皮が柔らかくなる。渋皮まで削らないよう注意。
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2、鍋に1を入れてヒタヒタの水を加え、火にかける。沸騰したら火から下ろし、人肌程度に冷めたら、1で削り取ったところを手がかりに、渋皮を傷つけないようにしながら、小さめの包丁で鬼皮をむく。
※1回茹でるとさらに鬼皮がむきやすくなる
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3、鍋に2を入れてヒタヒタの水と重曹(小2 )を加える。差し水をしながら、竹串が通るくらい柔らかくなるまで40~50分間ゆでる。
※重層を使うと栗のえぐみがやわらぐ
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4、3を水にとり、渋皮に残っている筋を竹串で取る。
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5、4を鍋に入れてヒタヒタの水を加えて火にかけ、2回ゆでこぼす。
※2回ゆでこぼすことで、すっきりと上品な味わいに
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6、くりを清潔な針で数か所つつき、穴をあけて味のしみをよくする。
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7、6を鍋に入れてヒタヒタの水を加え、火にかける。沸騰したら中火にし、Aの砂糖(450g)の1/3量を加えてオーブン用の紙で落としぶたをする。残りの砂糖を2回に分けて加えながら、40分間ほど煮含める。
※砂糖を3回に分けて入れることで、くりに甘みが入りやすい
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8、残りのAのしょうゆ(大1+1/2)、みりん(大1)を加え、色よく仕上げる。
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9、器に盛り、栗の渋皮煮の完成。
※しょうゆとみりんを加えたあと、そのまま数日間おくと味がよくしみ込む。
※熱湯消毒した保存瓶に、煮汁に浸った状態になるよう詰め、冷蔵庫で3~4か月間保存可能。
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