【きょうの料理】焼きさばの棒ずし
料理名 | 焼きさばの棒ずし |
番組名 | NHKきょうの料理 |
料理人 | 林亮平 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2019年12月17日(火) |
コメント
本格的なのに手軽につくれる和のごちそう料理を紹介。ここでは、「焼きさばの棒ずし」の作り方になります。かぶの甘酢漬けとさばを、ラップを使って一緒に巻くアイデア料理。皮目をこんがり焼いたさばの棒ずしは、お正月らしく、白いかぶで薄化粧。お重に詰めても喜ばれます。
焼きさばの棒ずしの材料(つくりやすい分量/1本分)
さば(三枚におろしたもの) | 1/2匹分(200~250g) |
すし飯
ご飯(炊きたてのもの) | 280g |
しょうがの甘酢漬け(みじん切り) | 40g |
白ごま | 適量 |
A
塩 | 小さじ2/3(4g) |
砂糖 | 大さじ2弱(16g) |
酢 | 大さじ1と2/3弱(24g) |
かぶの甘酢漬け | 適量 |
柚子の皮(すりおろす) | 少々 |
●塩・酢・サラダ油
焼きさばの棒ずしの作り方
1.さば(三枚におろしたもの 1/2匹分(200~250g))は腹骨と中骨(小骨)の間に包丁の刃を入れて、下からすくい上げるようにして切り離す(料理ばさみを使ってもよい)。腹骨は残し、骨抜きで小骨を抜きます。
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2.塩70gを全体にまぶし、ラップをして1時間~1時間30分(冷蔵庫に入れる場合は半日間)おきます。
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3.さばの塩を洗い流して紙タオルで拭き、ジッパー付き保存袋に入れます。
酢をヒタヒタに注ぎ、25~30分間おきます。
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4.表面加工してあるフライパンにサラダ油少々をひいて強火にかけ、さばの皮側を焼きます。
焼き目がついたら粗熱を取り、カマ(ヒレの付け根から頸側の部分)を切り離します。
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5.裏返して腹骨をすき取ります。
※腹骨の付いていた部分の外側の縁もきれいに切り取ると、形よく仕上がる。
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6.ご飯(炊きたてのもの 280g)を盤台(またはボウル)に入れて混ぜ合わせたAの塩(小さじ2/3(4g))・砂糖(大さじ2弱(16g))・酢(大さじ1と2/3弱(24g))を回しかけ、しゃもじでザックリと混ぜて手早く冷まします。
しょうがの甘酢漬け(みじん切り 40g)、白ごま(適量)を散らして混ぜ、さばの大きさに合わせて棒状にまとめ、布巾をかけておきます。
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7.ラップがぴったりと貼りつくように、作業台をぬれ布巾で拭き、ラップを40cm四方に広げる(幅が足りなければ、2枚を少し重ねて並べる)。
かぶの甘酢漬け(適量)の水けをしっかりと絞り、ラップの手前側から10cmほどのところに、さばの大きさに合わせて並べます。
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8.さばの皮側を下にしてかぶにのせ、すし飯をのせます。
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9.ラップを手前側からかぶせてしっかりと持ち、手前に引っ張りながら向こう側へクルリと転がして、きっちりと巻いていきます。
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10.最後まで巻いたら、左右の端をねじって転がし、ラップを引き締めます。
形が落ち着くまで、日の当たらない涼しいところに2~3時間おきます。
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11.ラップの巻き終わりを3cmほどはがし、清潔なぬれ布巾で包丁を拭きながら、ラップごと食べやすい幅に切ります。
器に盛って、かぶの甘酢漬け(適量)を添え、柚子の皮(すりおろす 少々)を散らします。
●保存
寒い時季なら、前の晩につくって翌日まで(半日間ほど)。暖房のきいた部屋には置かないこと。
かぶの甘酢漬け(つくりやすい分量)
1.かぶ1~2コ(正味150g)は横に薄い輪切りにし、2%(3g/小さじ1/2)の塩をまぶし15分ほどおきます。
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2.1の水けを絞って重さを量り、その10%の酢(12~13%/大さじ1弱)と5%の砂糖(6~7g/約小さじ2)とともにポリ袋に入れます。
昆布(2cm四方)1枚を加え、袋の空気を抜いて口をしっかりと閉じ、冷蔵庫に30分間ほどおきます。
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