【きょうの料理】聖堂式酢豚
料理名 | 聖堂式酢豚 |
番組名 | きょうの料理 |
料理人 | 山本 豊 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2015年5月28日(木) |
酸味・塩気・甘みの3つのバランス
【谷原章介のザ・男の食彩】よみがえる伝説の酢豚ということで、谷原章介さんが「聖堂式酢豚」を作っていました。中華の王道メニュー酢豚を丁寧に作り上げます。豚肉の下味は薄味で、衣は厚めにつけることで、外はカリッと中はジューシーに仕上がります。味付けは酸味・塩気・甘みの3つのバランスを見極めることが酢豚のポイント!
聖堂式酢豚の材料(4人分)
豚肩ロース肉 | (塊)200g |
干ししいたけ | (水で戻す)2枚 |
ピーマン | 1コ |
たけのこ | (水煮)1/2本 |
ねぎ | (白い部分)10cm |
下味用
しょうが酒 | 小さじ2 |
しょうゆ | 小さじ1 |
こしょう | 少々 |
溶き卵 | 2/3コ分 |
かたくり粉 | 大さじ3 |
たれ
スープ | カップ3/4 |
しょうゆ | 35ml |
砂糖 | 35g |
酢 | 大さじ2 |
水溶きかたくり粉
かたくり粉 | 約小さじ2 |
水 | 約小さじ2 |
塩 | 適量 |
しょうゆ | 少々 |
揚げ油 | |
ごま油 | 小さじ2 |
聖堂式酢豚の作り方
《下ごしらえをする》
1、豚肩ロース肉((塊)200g )は片面に5mm幅の切り込みを斜めに入れ、2cm角に切る。ボウルに入れて、下味用のしょうが汁、酒、水を同じ分量ずつ合わせたしょうが酒(小2)、しょうゆ(小1)、こしょう(少々)、溶き卵(2/3コ分)を加えてもみ込み、最後にかたくり粉(大3)を加えてもみ込み、10分間おく。
※しょうが酒は、肉のにおい消しのために使う。
※下味は薄め、衣は厚めに!
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2、干ししいたけ((水で戻す)2枚 )、ピーマン(1コ )、たけのこ((水煮)1/2本 )を一口大に切りそろえる。ねぎ((白い部分)10cm )は1.5cm長さの斜め切りにする。たけのこは塩(適量 )を加えた湯でゆでこぼし、水けをきってしょうゆ(少々)をまぶす。
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3、ボウルにたれのスープ(カップ3/4)、しょうゆ(35ml )、砂糖(35g)、酢(大2)を入れ、砂糖が溶けるまで混ぜ合わせる。
別のボウルにかたくり粉(約小2 )と水(約小2)を混ぜ合わせた水溶きかたくり粉を入れて混ぜる。
●スープは顆粒チキンスープの素(中国風)を表示どおりに溶いたものでもよい。
※酸味・塩気・甘みの3つのバランスを見極める
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《揚げる》
4、鍋に揚げ油(適量)を入れて120℃まで熱し、1の肉を1つずつくっつかないように投入する。
※一定の火力で徐々に温度を上げると、外はカリッと中はジューシーに
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5、肉の表面が固まったら、均一に火が通り、ムラなく色づくように大きく混ぜながら、黄金色になるまでゆっくりと揚げる。
※中まで火が通ったか弾力で見極める
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6、5に、2のたけのこ、しいたけ、ねぎを加え、たけのこの角が色づいたら、すべて網に上げて油をきる。
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7、6のあいた鍋に揚げ油(大2~3)を中火で熱し、ピーマンを入れてつややかになるまでサッと油に通して網に上げる。
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《あんをつくって仕上げる》
8、7の鍋に揚げ油(約小2)を残し、3のたれを加え、強めの中火でしっかり沸騰させる。
3の水溶きかたくり粉を再度軽く混ぜて回し入れ、まんべんなく手早く混ぜて濃いめのとろみをつける。
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9、8に、6、7を加え、大きく混ぜながら、手早くあんをからめる。ごま油(小2)をたらして風味づけする。
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10、器に盛り、聖堂式酢豚の完成。