【きょうの料理】菜の花と豆腐の煮物
料理名 | 菜の花と豆腐の煮物 |
番組名 | NHKきょうの料理 |
料理人 | 土井善晴 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2017年2月2日(木) |
菜の花と豆腐で春の風情を
「土井善晴の満足おかず」シリーズでは、料理2品を紹介していました。ここでは、「菜の花と豆腐の煮物」の作り方になります。春の苦みの菜の花がそろそろ出回り始める今の時季にぴったりの一品。豆腐を残雪に見立て、雪の下から新しい緑の命が芽吹く春の風情を。菜の花のうまみでだしは不要です。
菜の花と豆腐の煮物の材料(4人分)
菜の花 | 1ワ(160~200g) |
絹ごし豆腐 | 1丁(320g) |
●塩・サラダ油・酒・うす口しょうゆ
菜の花と豆腐の煮物の作り方
1.菜の花(1ワ(160~200g))は茎の下のほうにある葉を摘み、食べやすい長さに切って、摘んだ葉とともに水でよく洗います。
※茎が堅ければ、皮をむくと柔らかくおいしく食べられます。皮は手でむくことができます。
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2.塩少々を加えた熱湯で1をゆでて水にとり、水けを絞ります。
※菜の花はアクが強いので、下ゆでしてから煮ます。
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3.鍋にサラダ油大さじ1を中火で熱し、2を入れて炒めます。火が通ったら水カップ1と1/2を加えて煮立てます。
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4.3に絹ごし豆腐(1丁(320g))を玉じゃくしで適当な大きさですくいながら加えます。
※豆腐を包丁で切らないで、玉じゃくしを使って丸く取ることをすくい取りといいます。不均衡なほうが美しいと感じる日本人の情緒です。
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5.酒大さじ2、うす口しょうゆ大さじ1を加え、豆腐が十分に熱くなってなじみ、少し色づくまで中火で煮ます。最後に塩少々を加えて仕上げます。
※うす口しょうゆを使うのは、淡い春らしい色に仕上げたいからです。仕上げに塩をすることで、食材の味を引き立てます。
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6.菜の花と豆腐の煮物の完成。
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