【きょうの料理】豚玉
料理名 | 豚玉 |
番組名 | きょうの料理 |
料理人 | 木地 崇嚴 |
放送局 | NHK |
放送日 | 2015年8月27日(木) |
関西人の心の味「豚玉」
【谷原章介のザ・男の食彩】シリーズでは、関西人の心の味「豚玉」を紹介。お好み焼きの定番です。だしと塩を効かせた味わいのある生地に、天かすと豚の脂でふんわりと焼き上げます。お好み焼き用のソースは甘めなので、ウスターソースを先にひと塗りすることも味が引きしまりオススメ!
豚玉の材料(2枚分)
だし(つくりやすい分量/でき上がり約カップ5)
昆布 | (10cm四方)1枚 |
鶏もも肉 | 1枚 |
合わせ節 | 50g |
生地
薄力粉 | 80g |
重曹 | 3g |
塩 | 2つまみ強 |
だし | 80ml |
卵 | 2コ |
山芋(すりおろしたもの) | 大さじ2弱 |
天かす(市販) | 大さじ1 |
青ねぎ(小口切り) | 小さじ1 |
紅しょうが(みじん切り) | 1つまみ |
粉がつお | 1つまみ |
キャベツ | 5~6枚(約240g) |
豚バラ肉 | (薄切り/8cm長さ)10枚 |
青じそ | 2枚 |
ウスターソース | 少々 |
お好み焼き用ソース | (市販)適量 |
青のり | 少々 |
粉がつお | 少々 |
サラダ油 | 適量 |
マヨネーズ | 適量 |
豚玉の作り方
《だしをとる》
1、昆布((10cm四方)1枚)、鶏もも肉(1枚)、水(カップ7+1/2)を鍋に入れ、中火にかける。沸いたらアクをすくって弱火にし、時々泡が立つくらいの火加減で、20~30分間煮る。
合わせ節(50g)を加え、弱火で25分間煮てからこし、冷ます。
※昆布は途中で取り出さなくてもよいが、煮くずれるようなら、取り出す。
●合わせ節はかつお節、さば節、うるめ節をブレンドしたもの。なければ、いずれか1種類だけ、もしくはあるものを好みでブレンドしてもよい。
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《キャベツを切る》
2、キャベツ(5~6枚(約240g))は重ねて、端から2~3mm幅に切る。包丁の向きを90度左に回転させて8mm幅に切り、粗いみじん切りにする。
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《生地をつくる》
3、ボウルに薄力粉(80g)、重層(3g)、塩(2つまみ強)を入れて混ぜ、1のだし(80ml)を注いでなめらかになるまで、泡立て器でしっかりと混ぜ合わせる。
※だしと塩を効かせて、味わいのある生地に
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4、3に卵(2コ)、山芋(大2弱)、天かす(大1)、青ねぎ(小1)、紅しょうが(みじん切り 1つまみ)、粉がつお(1つまみ)を加え、泡立て器で素早く混ぜ合わせる。
2のキャベツを加え、玉じゃくしで奥から手前に向けてすくうように混ぜていく。まんべんなく混ざったら、生地をすくって持ち上げ、空気を含ませるように5回ほど混ぜる。
※生地に空気を含ませると、ふっくらと焼き上がる。
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《焼く》
5、ホットプレートを高温(220~240℃)に熱し、お好み焼きを焼く範囲にだけ、薄くサラダ油(適量)をのばし、4の半量をのせる。玉じゃくしの背で、真ん中を薄く、周りに土手ができるように直径約22cmの円形に広げる。
※火が通りにくい真ん中を薄く整えて焼くと、均一な焼き上がりに。
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6、真ん中に青じそ(1枚ずつ)をのせ、豚バラ肉((薄切り/8cm長さ)10枚)を5枚ずつなるべく重ならないように青じその周りに並べる。最後の1枚を青じその上にのせる。こちらが表となる。もう1枚も同様にする。
※天かすと豚の脂で温度を上げてふんわりと
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7、約3分間焼き、裏に軽く焼き色がついていたらテコで返し、さらに3~4分間焼く。焼いている間に、テコの角で裏面に10か所くらい切り込みを入れ、再度返す。
※生地がふくらまなくなるので、なるべくいじらない。切り込みを入れると火の通りがよくなる。
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8、表にウスターソース(少々)をはけで薄く塗る。
※まず、スパイシーなウスターソースを塗ると味が引きしまる。
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9、マヨネーズ(小2/3ずつ)のせ、はけにお好み焼き用ソース((市販)適量)をたっぷりとって全体に塗り広げる。青のり(少々)、粉がつお(少々)をふり、豚玉の完成。
●お好み焼き用ソースは、お好み焼き用の濃厚な甘口のソース